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新時代のコミュニティ

アグニ・ヨガ『新時代のコミュニティ』日本語訳

20

 最高のもの、絶対的なものに向かって努力する必要がある。最高度の絶対的な引力は、はるか彼方の世界* へと向かうだろう。この世の美は、星を超えた光線のまばゆいばかりの美しさの中になくなってしまう。この世の科学は、きのうの窮境と明日の無知を思い出しながら、たいしたものとならず、光る星々の道が存在の中へ入ってくることに関する知識に何も貢献しない。

 上述の絶対者に、人はどうしたら近づけるだろうか? それは学術的な方法でも、この世の科学でも、写実的な芸術によっても不可能である。それが可能なのは、この世の存在が遠い天体から放射されるものに飲み込まれ、意識が広がることだけによる。したがって、我々に近づいている人々は、と言うよりもむしろ地球の軌道の境界に近づいている人々は、自分の専門というものを失う。すべてを総合する包括性の実現においてのみ、人は光る星々の光輝に耐えられるだろう。だがこの閃光を保有するためには、自分の内奥の火に点火しなければならない。

 火の元素は最も際立ち、卓越しており、もし君が我々のコミュニティを元素に当てはめたいなら、すべてを与え、すべてを浄化し、そして何も要しない偉大な火が該当するのだ。

 

 

*はるか彼方の世界  ・・・遠くの天体

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19

 全部の戦いの間じゅう、冷静でいるという課題をマスターせよ。光の戦いがちょうど始まったーー最終的な結末を知らずに何百万もの人がその戦いに巻き込まれている。だが君は結末を知っている。そしてこの知識が君を賢明にし、君に価値ある決断をさせるべきである。君の霊は真理の名のもとに翼を獲得せねばならない。世界の進化の達成により高められないでいられようか。私の光線はその光を妨害するものがないようにという私の願いを運んで行く。達成の翼よりも黒い角を生やすほうがたやすい。ーー偽りの推論の翼をである。暗黒の霊には角に似た黒い発散物がある。

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18

 ある人たちは師匠の足下に身を投げ出すことを夢見るが、あえて師匠とともに戦いの中へ行こうとはしない。だが今はまさに戦いの時であり、我々は戦いに召集することだけができる。善の真理の知識全部によって、個人的な責任で、我々は合法的な戦いを断言する。

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17

 君たちは、我々の指示に従うことについて何度も聞いた。そしてその指示を正確に実行することは実用的で有益であると納得した。これは第一歩である。この後は、自主的な行動が始まるべきである。我々の教えの基礎を知ってから、完全なコ・メジャメント* と不変さにより創造する弟子であることを、証明してみせねばならない。師匠が「さあ君たち自身で私の指示を実行してみせよ」と言う時、古い習癖を思い出し、お互いに口論し、かっとなって傷つけ合えという意味ではない。そんなことはラバの荷運び車に任せておくとよい。君たちは「我々のコミュニティ」について思い出し、その調和的な仕事を見習うべきである。船の針路を変える時が来たら、指示があるだろう。だが靴の修繕についての指示を期待するな。さもないとすぐに私たちはお互いに誕生日のお祝いを言い合うようになるだろう。

 永続的に威厳を身につけ、本当の仕事の真価も同化し、幼稚な習慣を過去の記録として葬らなければならない。道徳基準となる規範に背くことなく何百もの価値ある解決策を見つけることができる。君たちが次の一歩を進めることを願う。

 

 

*コ・メジャメント  「互いに」(co-)「計ること」(measurement)。どちらが重要か知る能力。

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16

 現代の機械的な功績の中でも、輸送機関が特に注目に値する。この空間をぐんぐん進むことは、すでにある程度、超現世的な領域の征服である。しかし低い物質主義の範囲はこれらの征服を低い物質の限界内にとどめておき、その結果は百害あって一利なしである。この素早い移動手段にともなう主な危険は、無責任の心である。ふつうの限界を越えて進みながら、人は光になるが、未熟な感情のゆえに責任の意識を失う。

 時速400マイル* のスピードで飛んだり、人より高く飛べたりすると、ボクシングのチャンピオンの心理状態となり、霊的な責任の理解は去ってしまう。

 上記の征服は、スポーツの意味合いを全て取り除くことで、そしてそれを骨折り仕事に向けることで、高めることができる。不運な人を急いで救助せよ、人類を一つにするために飛べ! そうすればこれらの征服は進化の一部となる。人々は責任について忘れることなく、平凡な慣習を超現世的な努力に変えていかねばならないのだから。今のところこれらの征服は醜い半人半馬の段階にとどまっている。航空機などの交通機関は、人々がどこへ、なんの理由で飛ぶべきかを理解した時に、10倍に改良することが可能となるだろう。

 空間の層におこなう有益な実験を、多数述べることができる。原子力、プラーナの液化、空間中の各色の光線、繰り返す爆音と農作物の収穫との関係、その他にもたくさんのことが人類に運命づけられている。

 

 

*400マイル=約161㎞

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15

 私は野生のジャングルを林に育てることができる。だが礼拝する人たちの額で磨かれた石は種を産出しないだろう。

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14

 我々の意識に専門はない。我々は複合的な生命全体のために生きているからである。我々に近づく専門家はみな、必然的に単色の眼鏡を失う。したがって、一つ一つの専門的な努力を、テーブルに並べられた料理の一つになるようにせねばならない。地上を飛び回る鳥たちのように、花々を飛び回る蜂たちのように、世界全体を受け入れるとよい。

 専門というものがなければ、進化における現在の仕事のために自分自身を準備することがもっと容易になるーーその仕事は遠い世界との交流と、暗いこの世の残存物の世界であるアストラル界を変質することである。「コミュニティ」の概念を採用することは、次の達成の門を開くだろう。そしてその日付は人々自身しだいである。それゆえ、広範囲にコミュニティの探求を始めよう。

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